ボクシングファンの皆様こんにちは!
いきなりですが、ボクシングの王座ってたくさんあってよくわからないですよね。
私もボクシングやその他格闘技を見て間もないビギナーなので団体や王座について正直よくわかっていませんでした。
そのためこの記事ではボクシングの団体や王座についてわかりやすく解説します!
主要4団体の世界王座
まず、主要4団体WBO、WBC、IBF、WBAがあることは多くの人が知っていると思います。
これらの団体の王座は世界王座といわれており、いわゆる世界チャンピオンです。
主要4団体は世界中のプロボクサーがランキング入りを目指す権威ある世界団体です。
そして、4つの団体それぞれが世界王座を持ちます。つまり、WBO、WBC、IBF、WBAをすべて合わせると世界王者が4人いるわけですね!
しかし、井上尚弥選手のような類まれなる力を持ったチャンピオンは一つの世界王座にとどまらずに、4団体すべての世界王座を獲得する選手もいます。
世界チャンピオン同士の王座をかけた闘いを統一戦と呼びます。2団体で王座をとれば2団体統一、4団体なら4団体統一といった表現をするようです。現在、井上尚弥選手は2階級で4団体統一を成し遂げているようです。ほんとにモンスターですね^^
日本王座、東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック王座
先ほど説明した世界王座の他に、日本王座、東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック王座の3つが日本のプロボクサーが目指している王座といえます。
この3つの王座は世界王座には及びませんがチャンピオンになれば世界に実力を証明できるような権威をもつ王座になっており、これらの王座を獲得するだけでとんでもなくスゴイことなのです。
それと同時に、世界王座への挑戦権ともいわれています。
2024年10月14日に那須川天心選手(帝拳ジム)が獲得した王座がWBOアジアパシフィック王座でしたね。天心選手はWBOアジアパシフィック王座獲得したことで世界王座への挑戦権を手に入れました!本人の口から来年(2025年)には世界王座へ挑戦すると試合後のマイクパフォーマンスで宣言しました。
このように、現在は日本、東洋太平洋、wboアジアのどれかの王座を獲得することが、日本から世界王座に挑戦するための切符になっています。
各団体のチャンピオンになるには
ここまでどんな団体、王座があるのか解説してきました。最後にどうしたら各団体のチャンピオンになれるのか解説していきます!
解説する意図としては、この仕組みを理解することで、ボクシングを観る時に見ている試合がどのような経緯でマッチメイクされたのか、この試合の結果でどんな未来につながるのかがわかってくるので試合内容のみならずその後のストーリーまで楽しめるようになるからです。
チャンピオンを決めるタイトルマッチ
王座をかけた闘いをタイトルマッチと呼びます。タイトルマッチが組まれるパターンは2パターンあります。1つはランキング1位になること、もう一つはチャンピオンから指名されることです。
チャンピオンから指名される
1つ目のパターンはチャンピオンからの指名です。チャンピオンは防衛戦という試合を行うことが義務付けられています。一度チャンピオンになったから試合をせずにずっとチャンピオンだ!なんてことはできないようにされています。
防衛戦を拒否すれば、王座剥奪です。この防衛戦には2種類あり、1つはランキング1位と戦わなければならない防衛戦です。これは1年に一度やらないといけない防衛戦です。
もう1つはランキング入りしているランカーからチャンピオンが1人指名して戦う防衛戦です。この防衛戦は1年に2度行わなければなりません。このように、複数の防衛戦があるため、チャンピオンで居続けることは簡単ではないのです。
そのため、王座を獲得してもすぐに返上して次の階級に行くなんてこともあります。それぞれの選手の目指すキャリアによって選択は異なります。
ランキング1位になる
もう一つのパターンは団体のランキングで1位になり、年一度組まれるタイトルマッチで勝利するパターンです。
まずは団体にランキング入りすることがスタートです。ランキングは1位から12位まであります。
ランキング入りをし、勝利を重ねることでランキングを向上させていきます。この際、相手が強ければ強いほど、ランキングが高いほど、買った時のランキングの上り幅も大きくなります。
また、試合内容によってもランキングの上り幅が変わるので、一概に何戦勝てばとはいいきれません。
団体でのランキングが1位になった暁には、タイトルマッチに指名されるので勝てば晴れて王座獲得、つまりチャンピオンです。
まとめ
ここまでボクシングの団体や王座の仕組み、チャンピオンになるまでの道のりについて解説してきました。
間違ってる点や質問ありましたからコメントお願いします!閲覧ありがとうございました!!
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